骨折して1ヶ月入院した話

能勢将秀

入院した経緯を教えてください!

 2020年の9月に入った頃に出社して、社長の阪田と久しぶりに呑もうってなって飲みに行ったんです。久しぶりで酔ってて・・・深夜0時ぐらいに帰宅してシャワー浴びようと思ったら水のままで冷たくて、お湯に変えるスイッチを押しに外に出た時に、濡れた足で滑ってノーガードで後ろに倒れました…バナナの皮で足を滑らせるイメージが近いかな…笑

こけた時に打った左腕が痛すぎて、真っ裸で10分くらい床に転がってましたね…酔いも回って気持ちわるいし、最悪のコンディション…笑

でも左腕全体が痛かったけどその辺のゴミ袋とかぶちまけて被って汚れたから、とりあえず気合でシャワー浴びました。

そこから、救急車呼ばずに病院開くまで冷やして、寝て待とうと耐えてたけど、結局痛くて寝れず限界がきて、朝方、救急車呼びましたね…

急に腕が痙攣したりして座っていられないくらい痛かったけど、マンションの階段は自分で降りましたね。担架とかかと思ったけど自分で歩いて自分で救急車に乗りました。自分で歩いて乗るんかい…笑

病院でレントゲン撮ってもらったけど、痛い左腕をねじりながら色んな角度から撮らなきゃいけなくて、お医者さんに「まだいける?いける?」ってどんどんねじられたので叫んでましたね、痛すぎて笑うしかない…笑

結局、全身麻酔の手術が必要なくらい左ひじが骨折していて、横折れによる接合部分の外れと骨の縦割れという珍しいタイプの折り方してました…「事故ですか?」とかいろいろ話聞かれたけど、完全に自爆なので…ずっと「いや、自爆です」って言い続けてましたね(笑)

手術は必要だけど、すぐには入院できなくて、1週間くらい待ったかな?

だからその日はレントゲン撮って、包帯だけの固定と痛み止めの薬だけ貰って帰ってます。しかも救急車に乗った時にTシャツを着ていたので、包帯が袖を通らなくて、無理やりTシャツを頭から着たことで丈が足りない半裸状態で帰ることになるっていう…その日のご飯も半裸状態で買いに行くっていう…

この時は自分の姿と周りを気にする余裕はありませんでしたね(笑)

入院中で何が一番楽しかったですか?

2週間くらいの予定でお願いしていた入院が結局、1ヶ月にのびて、基本ずっときつかったですね…しいて言うなら風呂ですね。週に2回の1人30分で、早い者勝ちの予約制でしたけど、やっぱり風呂に入るとすっきりするので…

ただ、みんな予約表を書くのが早い!…6時起床で6時半には埋まってることもあって…しかも、片手で左腕に防水カバーつけるだけで10分ほど必要になって時間との勝負。きちんと乾かして出る余裕なし。病衣も適当になるしね(笑)

でも、入浴担当の看護師さんに手術前と手術後に入浴を手伝ってもらった時は、恥ずかしかったんで、それ以降はずっと1人で風呂に入ってました。意地です(笑)

まあこの話は、楽しかったっていうよりは「よかった、うれしかった」程度ですかね(笑)

逆に、入院中で一番しんどかったことは何ですか?

手術後、最初の2週間ほどはよく採血があって…左肘は折れてるし、右腕は抗生剤の点滴をしているから、腕からは採血できない時があるんですよ。そうなったら、足の甲とか内ももとかから採血するんですけど、これが痛い・・・!

しかも朝6時に起きてすぐの採血だからしんどいし、足の甲からうまく採血できなかったこともあって、痛いだけとかもありましたね…笑

左肘は折れていて動かせず、右手が抗生剤の点滴状態だと、本当に何もすることなくてボーっとしていたのもしんどかったんですけど、採血もしんどかったですね。朝起きての余韻がないので…笑

退院を実感した出来事はありましたか?(好きなものが食べられる等)

次の人のことを気にせず風呂に入れることですかね。風呂だけじゃなくて、他のこともですけど、マイペースでいられることの幸せに気付きましたね。食事自体は、減塩で常温なだけで、以外と揚げ物が出たこともあったし、特に困りはしなかったけど、朝食7:30、昼食11:30、夕食17:30っていうスケジュールが、生活リズム合わなくてしんどかったですね…夕食は特に良く噛んで、満腹中枢を刺激させて次の日の朝食まで耐えるみたいな…笑

朝食のパンの袋とかジャムの袋開けるのも、これまた意地で「1人で大丈夫です」って言ってたけど、汁椀が開けれないのだけは断念しかけましたね、零しそうで…笑

退院してから不自由なこととかありますか?

腕が曲がらないのと、ギブスがとれるまでは長袖に腕を通すことができないので、着られる服が限られてしまったことですかね…

あ、1番は買い物ができないことですね。片手しか使えないんで、一度にいっぱい買い物できなくて…その分外出する頻度が多くなるという…

入院する前とした後、何か仕事や私生活で変わったことはありますか?

モチベーション…と言うか、雰囲気?が優しくなったかもしれないですね。病院で入院していた時のテンションのままみたいな。自分としては前はもっとテンションが高かった気がするけど落ち着いて、穏やかになった気がしますね。

能勢さんの小話

看護師さんも担当の先生も個性的な人が多かったけど、特に、短髪のサバサバした女性の看護師さんが印象的でした(笑)

部屋の前を通るたびに手を振ってきたり、謎の設定を作ってて・・・(笑)

「漫画家さんですよね?」って完全にその時の見た目で判断して、言われてました・・漫画家違う(笑)

他にも怪我の経過の話せずに、家の家賃の話してくる先生とか・・・いろんな人がいました・・・(笑)

1日5000円の個室を3000円の個室料金にしてもらえるように交渉したり、無味に近いうどんと飯物が一緒に出てくるコラボレーションがあったり、退院前日に初めて他の入院患者さんと話したら、みんな仲良くて実はボッチ入院生活だったことを知ったりも…(笑)

今はリハビリが大変で…最近はどうにか肘が動くようになってきました。曲げたり伸ばしたり、捻ったり。あー、捻りはまだ全然です。動きません。

この出来事でなにより思ったのは、健康第一ですよ…本当に…

完治はまだ先ですけど、皆に迷惑かけて遅れた分仕事頑張ってやっていきます。